|
【合併が背中を押してくれた「e-ふくちやま」整備事業】
「eーふくちやま」整備事業について、少しずつ具体的な構想が発表され、市民の
みなさんからは賛否両論、さまざまなご意見やご質問をいただいています。受益者
負担として、一戸あたり、かなりのまとまった金額が算出されているため、いっそう
抵抗が感じられるようですね。
負担の軽減については、今後も説明会等で出されるご意見を再度検討していくこと
になりますが、こうした環境整備に着手したことは、非常に大きな意味を持っています。
共同受信設備によってテレビ見ている難視聴地域では、このままでは5年後には
テレビが見られなくなります。ご存じの通り、地上波デジタル放送に移行されるため
です。いま現在でも、インターネットの回線、携帯電話の電波など、同じ福知山市の
中で、情報受益の不公平が生じています。
とはいえ、市街地でもまったくの地の利から情報を有利に得られているとは言い切れません。個々に光ファイバーの工事を頼んで、月々数千円の利用料を支払って、高速化の恩恵を受けているわけです。
「うちはテレビさえ見られたらよいんや」とおっしゃる方もいらっしゃいます。けれども、全市域で高速回線が利用できるようになれば、若い世代のUターンにも
結びつきます。テレビや電話が一般家庭に普及していったスピードとは違い、インターネットや携帯電話は、いま既に普及しており、さらに猛スピードで進化
しています。
「eーふくちやま」事業は、今年の市町村合併があったからこその目玉事業でも
あります。合併によって難視聴地域の戸数が増えたため、予算が下りてきているのです。
そもそも、なぜ難視聴地域がいつまで経っても難視聴地域なのかといえば、大手の民間企業が、採算が合わないからと放ったらかしにしてきたからなんですね。
さまざまな分野で経費削減を迫られる中、北近畿の中でも先んじてこれを進めていく
ことの意味を、ご理解いただけたらと思います。
【具体策を考えたい「人の集まる街づくり」】
福知山の10大ニュースにはなりませんが、春日和田山道路が開通したことは、
よそごとではすまされない話題です。
この自動車道は7月に開通しましたが、11月までのデータがある程度出ています。
春日に入った車の台数、福知山に入った車の台数、そうしたデータを前年比で見てみると、春日は6万9千台近く増え、福知山は2万1千台以上減っているのです。
こうした現状の中で、人の集まる街づくりについて、今月の本会議で質問してきました。
自動車道の開通によって、渋滞解消のメリットはありますが、人の集まる街づくりという観点で考えれば、福知山を通ってもらえる方法を真剣に考えなければなりません。
カーナビの時代ですから、阪神地区の人が「城崎」と入力するのでは、福知山で休憩すらしてもらえないでしょう。ひとまず「福知山」と入力してもらえるだけの魅力をアピールしていく必要がありますね。 |